2017年1月から、所得税、法人税、贈与税、相続税、消費税などの多くの国税(国に納める税金)について、クレジットカード払いができるようになっています。
ご存じでしたか?
知らなかったという方も多いかもしれませんね。
以前から地方税についてはクレジットカード払いができるものもありましたが、国税でも広くクレジットカード払いが利用できるようになったのです。
ただし、納付税額が最初の1万円までは76円(税別)、以後1万円を超えるごとに76円(税別)を加算した金額の決済手数料がかかるのが難点です。
決済手数料が1%を超えるケースも多くあります。
たとえば、税金10,001円、手数料税込164円であれば、手数料は約1.64%となります。
他方で、クレジット利用によるポイントがつく点がメリットでしょうが(ポイントがつくかどうかはクレジット会社にご確認ください。)、決裁手数料を上回るメリットといえるかは疑問があります。
まだクレジットカード払いの普及率はさほど高くないようですが、決済手数料について改善されれば、もっと普及するかもしれませんね。
国税の関連サイトへのリンクを張っておきますので、興味のある方はどうぞ。
国税クレジットカードお支払サイト
国税は、国から指定されているこちらのサイトで、クレジットカード情報を登録して、納付を委託することになります。
クレジットカード納付のQ&A
http://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/nofu-shomei/nofu/credit_nofu/credit.htm