4号:配偶者が強度の精神病で、回復の見込みがないとき

  • 裁判例では統合失調症の例が多いが、症状の程度、期間等によって認められるものもあれば、認められないものもあり、判決の結果が予測しづらい
  • これに当たらないとされても、5号「婚姻を継続しがたい重大な事由」の考慮要素となることが多い
  • 強度の精神病であっても、①過去の十分な看護、②離婚後のある程度の看護の保障がないと、裁判所は離婚を認めない傾向にある(裁量棄却される)。ただし、最近は緩和されつつある?
  • 十分な看護をしないまま4号による離婚請求をすると、むしろ、離婚請求者が夫婦の同居・協力・扶助の義務を果たしていない「悪意の遺棄者」、有責配偶者であるとみられて、かえって離婚が認められなくなる可能性があることには注意!
     
    最初から5号「婚姻を継続しがたい重大な事由」の考慮要素の一つとして主張したほうが安全、との考え方も