3号分割

  • 結婚中、扶養されていた配偶者(国民年金の「3号被保険者」)からの請求によって、平成20年4月以降3号被保険者だった期間について扶養者の厚生年金等の保険料納付記録の2分の1の分割を受けられる。
    
 請求のみで2分の1になるが、離婚と同時に役所が自動的に分割してくれるわけではなく、分割請求の手続きが必要なことに注意。
  • H20年3月以前に専業主婦などの3号被保険者であっても、その期間は3号分割の対象とならない(その期間分は合意分割をする必要あり)
  • H20年4月より後に結婚した夫婦の場合は、3号分割のみが問題となり、合意分割は不要

Q 妻は結婚以来専業主婦で、平成25年4月、妻が満67歳のときに、サラリーマンの夫と離婚した、妻は3号分割の請求ができるか?

A 3号分割の対象となるのは、「平成20年4月以降の夫婦の一方が国民年金の3号被保険者である期間」

 国民年金の3号被保険者とは、「第2号被保険者(サラリーマンや公務員など)に扶養されている配偶者で、20歳以上60歳未満の人」であり、第2号被保険者が勤務先に届け出をしている者であるから、60歳以後は専業主婦であっても3号被保険者に該当しなくなる。

 上のケースで、妻は平成20年4月の時点で満62歳で60歳をすぎており、3号分割の対象期間はない。そのため、婚姻期間全期間について合意分割をする必要がある。